FXが危険なワケ?
たまに「ブレグジット!!FXで大損」みたいなニュースで、そのまま「FX=危険」というイメージがある人もいるかもしれない。
ある意味正解だし、他人が言ってる事をそのまま鵜呑みにしている時点でやらないほうがいい。
危険、キケンていうけど、何がどうキケンなのよ?
と調べてみる人はFXで勝つ見込みがある。多分。
通常FXの場合は、手持ちの資金を下回って(損失を出して)しまうと、それ以上取引はできない。
逆に言うと手持ち資金が無くなれば終わりっていうのは、株や先物の信用取引とは違って、それ以上の損失もないわけなんで。むしろ安全じゃね?
「でもスイスフランショックやBrexit(ブレグジット)で大損したとか聞くけど?」
たしかに、スイスフランショックやBrexit(ブレグジット)の際には一瞬で値が動き、強制ロスカットが効かずに-1000pipsで約定〜大損したり、借金(FX業者からの請求)として残っているという例もあった。
2015年1月15日 スイスフランショック(*チャートは管理人のXMリアル口座MT4日足)

O(始値):1.20073
H(高値):1.20095
L(安値):0.96497
C(終値):0.97390
2016年6月24日 Brexit(ブレグジット)(*チャートは管理人のXMリアル口座MT4日足)

O(始値):1.48551
H(高値):1.50157
L(安値):1.32245
C(終値):1.36737
以下はスイスフランショックで借金を負ってしまったという例。
DMM.com証券を使って、ユーロ/スイスフランで取引していました。
直前にもスイス国立銀行が1.20フランの維持を明言したばかりで、計算上だと強制ロスカットとなるのは1.14フランあたり。万一強制ロスカットとなっても93万円ほどの資金が残るだろうと計算していたところが、、実際にロスカットされたのは1.04348フラン。
30万通貨ほど持っていたため、合計673万円の損失になりました。口座残高がゼロになるだけでなく、317万円の『借金』が残りました。
(参照:ザイFX!「スイスショックで借金の悲劇!個人投資家を直撃、裁判への動きも」)
「通常FXでは、国内FX業者も海外FX業者も強制ロスカットのしくみがあるため、手持ちの資金が無くなった時点で「お終い」となり、それ以上のマイナスが発生することはありません。」
というのがタテマエ。
しかし、間にディーラーを挟んで取引する(DD方式)国内FX業者の場合は別。
→DDとは?
上の例のようなスイスフランショックや、先日の国民投票でイギリスのEU離脱が決定したBrexitみたく、大方の予想を覆すようなサプライズが起きた際、為替レートが一瞬で急変。
口座に入金していた証拠金額以上の損失が発生し、FX会社に対する負債(借金)が発生することがある。
で、国内のFX業者はそのような損失は特例として規約に明記してあるといい、補填を顧客に求めたワケです。おいおい。
もちろん、指定していたストップ値を大きく超えて約定してしまったという事実は、顧客側としてはたまったもんじゃない。
双方の主張が対立(アタリマエ)→裁判へ。
上の例みたいな強制ロスカットの遅れは、FX会社の過失とする判例もあり(「も」ありだそうな)、どちらの損失になるかは今後の裁判の結果次第。
現実問題として、取引を行っている口座はマイナスなので、当然その間の取引はできないし、さらに裁判で不安な日々を過ごすのは精神的にもツラい。
この例はDMM.com証券(国内FX)だが、DDの国内FX業者ならどこでも起こり得るって話です。
「スプレッド極狭○銭!」みたいな一見おトクな話にホイホイ乗っかってないで、リスクみといたほうがいいですよってことですね。
しかもこのような例は誰にでも起こりうるという、
「昨日から10,000円のおこづかいでFXはじめちゃいました〜うふ♪」なアナタにも。
対して海外FXの場合はどうかというと、ほとんどの海外FX業者では強制ロスカット(ゼロカットシステム)が執行され、顧客が損失を補填するような例はなかった。
XMの例だと
昨日のスイス国立銀行 によるEUR/CHF の上限撤廃の決定の結果、XM には影響がないことを弊社のお客様に保証致します。
今回の件における弊社のビジネスへの総括的な影響は取るに足りないものであります。
EUR/CHFに関する最新情報やマーケットコメントは、XMインベストメントリサーチデスクのチーフエコノミストであるミハリス・フロレンティアディスによって提供されます。
(XM.com:重要なお知らせ)
国内FX業者とは逆に、多額の損失をFX業者が受け、破綻したところ(アルバリUKとか)もある。日本国内でNDDを展開していたFXCMも多額の損失を出して、結局なくなっちゃった。楽天証券が買収しました。
と、いうことで。。
スイスフランショックやBrexit(ブレグジット)で大損=FXは危険
というフレーズ(危険なワケ)をほんのちょっぴり深く読み解いてみると、中にはこんな理由もありそう。
FXがキケンなのではなく、危険なのは思考停止な誰かさんのアタマ。というお話でした。







